【初の海外旅行】パリ・モンサンミッシェル・ロワール地方13 泊15日~前編~
2005年2月3日~2月17日の旅行の回想録です。(13年前ぐらいかな?)
長くなるので、前編・中編・後編に分けて書こうと思います。
初の海外旅行での出会いとたくさんの経験が、私の人生を豊かにしたと言っても過言ではないと思います。
1日目
長い長い一日の始まりです。
8:00 自宅を出発
9:00 三ノ宮駅からの関西国際空港行きのバスに乗車
10:00 関西国際空港着
とりあえず、重たいスーツケースを預けるが・・・
なんと、家で荷物を測って来たはずが、2キロオーバーと言われビックリ!
まあ、日本国内なので、言葉も治安も大丈夫なのでよかったですが。帰りのフランスでは気を付けないと!です。
次に、初の外貨の両替です。何か所かある銀行のレートを確認し、
21000円を150ユーロに変換
12:00 国際線ロビーに入り搭乗
12:35発のはずが・・・
飛行機の整備に不備があったとかで、中々離陸しない。
13:30 離陸 出発!
14:00 待望の機内食です!
ワインのミニボトルやフランスのチーズ・バターにバケット!
機内からフランスの香りが・・・
よくわからないけど、フランス語も聞こえてきて
エールフランスを選んでよかった感じです。
あまり、寝ないほうが時差ボケしにくいとの情報だったので、仮眠は少しで。
ガイドブックを見たりしながら、明日からの予定を考えたり・・・
ほぼ、動いていないので、お腹が空かない?
でも、さすがに20:00ごろからおなかの虫が騒ぎ出し・・・
いつになったら、第二回の機内食が来るのかと・・・
ちなみに、旦那は、機内の後方に置いてくれていた、サンドイッチやヌードル、アイスクリームなんかもお酒と共にチョコチョコ間食していました。
23:00 第二回の機内食
25:00 パリ・シャルルドゴール空港に無事に着陸!
17:30 ここからは、時計をパリの時刻に合わせます。
みんなに、ついて歩いて行き、入国審査です。
「Immigration」のブースに並び、ドキドキ。
英語での質問ですが、英語も小学生レベルです。
ガイドブックからのメモを頼りに、とにかくにっこり「ボンジュール」何とか通過しました。
質問は②だけでした。
本当に、フランスの旅行では、挨拶がめっちゃ重要なんです!
よく聞かれる質問
①How many day? 何日滞在するのか?
②What is your purpose? 目的は?
Sightseeing 観光です
③Alone? Group? 1人?団体?
④Do you have return flight? 帰りの航空券を持っているのか?
⑤Where will you stay? どこに滞在するのか?
18:30 無事にタクシーに乗車
ホテルの住所のメモを見せて「シルブプレ!」
道がすごく混んでいて、時間がかかりましたが、
無事にあこがれのパリのプチホテル《ミレジムホテル Millesime Hotel》到着です。
タクシー代は、54.5ユーロでした。
このホテルのエントランスは、パリのサンジェルマンデプレ修道院の入り口の一つだったそうです。
20:00 チェックイン
何とか、ホテルまで。
部屋も素敵です。
バスタブ付きの部屋を予約して本当に正解でした。
寝ようかと布団に入る前に、フロントでもらったチケットをチェック!
あれ?片言の日本語文字の手紙が!
内容は、
「日本に行ったことがあり、少し日本語がわかります。何か困ったことがあれば、お手伝いします。勤務時間は23:30~7:00 です。」
涙が出るぐらい嬉し内容です。
わからないことだらけです!私たち!!
重たい体を何とか動かして、フロントの方(フランソワ)に会いに行くことにしました。
23:30 フランソワに会う
今回の旅行で、フランスが大好きになるきっかけのキーマンとの出会いです。
片言の日本語ではありますが、色々と話しが弾みまた、明日も会う約束をして部屋に帰りました。
やっと、就寝です!
2日目
部屋の窓からのパリの景色
何とも言えない感動があります。
7:00 朝食付きだったので、朝食を食べに地下の食堂へ
とても、素敵な部屋と美味しそうな朝食がならぶビュッフェ台。
しかし、誰も居ない・・・
勝手に座って、勝手にとるのかな?
部屋の外を忙しそうに行き来していた、メイドさん捕まえて、
とりあえず「ボンジュール」
後は、身振り手振りで! 朝食にありつけました!
9:00 とりあえずは、適当にパリの街を歩きで散策
サンジェルマン地区~ノートルダム~シテ島~サンルイ島~マレ地区を散策
サンルイ島の大好きなお店。《Mon Martin》フランスで初めて入ったブーランジェ。
カフェエクレールがめっちゃ美味しいんです!ぜひ、パリに行くことがあれば行ってくださいね!
14:00 トイレ休憩に、初のカフェ
どうも、まだランチタイムみたいで、食事は要らないと伝えるのに四苦八苦!
どうにか、cafe au late(カフェオレ)を注文したつもりが・・・
出て来たのは、cafe(エスプレッソ)でした。ドンマイドンマイ!
そして、練習した「Ou sont les toilettes? ウゥ ソンレ トゥワレットゥ? 」
今度は通じて、地下のトイレまで案内してもらいました。
このフレーズ結構重宝しますよ!
トイレが有料なことが多いと聞いてましたが、ここは、コイン式のドア。
お店の方がコインをくれて、それを入れるとトイレのドアが開く形式でした。
日本では、考えられないですよね!
しかも、フランスのトイレって本当に汚いんです。
便座がないなんて当たり前な感じです。 ホテルとかは、別ですけどね!
そろそろ、ホテルに帰ろうと・・・
方向感が微妙にずれて、やばい!迷子?
17:00 ホテルに無事に到着
19:00 クーポン会社で予約した、レストランとセーヌ川クルーズに出発
レストランまでバスで移動。アールヌーボー調の素敵なお店でした。
クルーズもザ・パリという雰囲気でよかったです。
22:30 ホテルに戻る
23:30 フランソワに会い、深夜までおしゃべり。
?:? 就寝
3日目
7:00 ホテルで朝食
8:00 サンジェルマン付近を散策・メトロ(地下鉄)の切符を買う
ホテルからすぐのサンジェルマンデプレ教会側にある駅で、切符を買いにいく。
切符は、券売機と窓口で購入出来ましたが、券売機の操作方法がわからず・・・
「ボンジュール」と言い、
「アン カルネ スィルヴゥプレ」 回数券をゲットです!
パリのメトロは、何度乗り換えても均一料金です。
しかも、バスにも同じ切符で乗れるので、回数券(カルネ)が重宝します。
そして、切符に有効期限がないので、余っても来年の旅行で使用出来ました。
この時のカルネは、10.05ユーロでしたが今調べたら14.5ユーロになってました!!
10:00 ルーブル美術館へ
今まで、美術と無縁な二人。
パリと言えばルーブル美術館でしょ!と来たものの・・・
よくわからないので、片っ端から見て回る。
広い・広い・旅の疲れか、慣れない芸術に気分が悪くなってしまいました。
館内で、他の観光客にボールペンを貸してください的に話しかけられ、めっちゃ警戒モードになりました。 特に悪い人ではなかったみたいですが・・・
余談ですが、この時の旅行で、知り合った一人旅で着ていた日本人女性が、ルーブルでパスポートをすられたといっていました。
やはり、注意するにこしたことはないですね!
15:30 カフェで遅めのランチ
昨日の教訓を生かして、席選び・メニュー決め・注文大成功です。
18:00 初のスーパーマーケットでの買い物
フランスのスーパーでの買い方は、
野菜・果物などは好きな分だけ袋に入れます。
自分で、近くの図りに商品を乗せて、商品のボタンを押す。
すると、値段のシールが出てくるのでそれを張ってレジへ
惣菜や肉・魚の量り売りなどのコーナーは、定員さんに量を伝えてシールを貼ってもらってからレジへ
その他は、日本と同じです。
スーパーでも、ワイン・チーズ・パン・バターがレベルが高い!
日本であまり買わない野菜・缶詰・デリを買い込みホテルで晩酌です!
4日目
8:00 ホテルで朝食
本当にパンが美味しいんです。ショーソン・オ・ポム(アップルパイ)最高です!
余談ですが、パリは物価が日本よりも高くて、カフェのちょっとしたランチも2000円ぐらいが当たり前な感じです。カスクート(ハム・チーズのサンドイッチ)のテイクでも4~5ユーロ!
私のおすすめ!パリで、日本よりも美味しくて日本より安いものベスト5
ナンバー1 バケット
1ユーロ前後ですよ! 日本の米と一緒で、主食なので、国が値段を管理しているとか聞いたことがあります。
ナンバー2 ワイン
3ユーロぐらいでも十分美味しい品が豊富
基本は酸化防止剤なんて入ってないので、ワインの匂い・味が変化してゆくのを楽しめます。
日本に持ち帰ると味が劣化するので、現地で飲むのがお得です!
ナンバー3 バター
フランスのバターは日本でも売っていますが、結構なお値段です。
味・匂い最高です。
ナンバー4 チーズ
種類が多すぎて、しかも日本人では臭すぎて無理なものも多数ではありますが・・・
スーパーのスライスチーズだけでも種類が豊富で美味しいんです!
最近は、日本でも色々輸入していますし、色々と美味しいチーズを製造しています。
でも、値段と味を差し引きしたら、フランスがお得です!
ナンバー5 ハム・ソーセージ類
ハム・ソーセージの種類が豊富で価格も安い! 規制により、日本には持ち帰れません。それに合う、マスタードの種類も豊富で安い!!
結論として、
気に入ったブーランジェでバケットを購入し、
スーパーで、ハム・チーズ・バター・マスタードを購入。
自分流のカスクートを作ってみて下さい!
さらに、ジャムを購入して、バターとジャムで自家製タルティーヌや
オレンジジャムに板チョコのサンドもお勧めです!
9:30 サンジェルマン教会のミサに参加
10:00 公衆電話で電話
日本の両親に無事ついて楽しんでいると連絡。
そして、日本を出る前に従妹から紹介された日本に来たことがあり、少し日本語がわかるという女性(アマンダ 27歳)に連絡をしてみることに!
後で、聞いたところ、従妹がフランス旅で知り合った女性の親友がアマンダだったみたいです。
アマンダとの出会いもこの旅行を豊かにしてくれました。
電話で、もちろん私は日本語以外何も話せず、アマンダもほんの少し日本語がわかる程度。今思い返すと、電話で会う場所と時間を決めれたのが奇跡です。
11:30 明日のモンサンミッシェル1泊2日の下見に、メトロでモンパルナス駅へ
メトロからTGVへの乗り継ぎの確認をして、モンパルナス墓地を散策
パンテオン~リュクサンブール公園(噴水の周りにベンチがあり、すごくゆったりとしていました。)~サンジェルマン大通りを散歩しながらホテル方向へ
17:00 ホテルに戻り、明日のチェックアウトの準備
18:30 アマンダと約束した待ち合わせ場所[サン・ポール駅]へ
アマンダと無事に出会うことに成功。
アマンダの親友のカップルも合流して、夕食を食べに行くことに!
町は暗くなり、しかも、マレ地区のすごく怖そうなの場所にある、ファラフェル料理(ユダヤ料理)のお店に行く。
様々な人種の人がいっぱいで、圧倒されつつ・初めての料理に興味しんしんな私。
ひよこ豆のコロッケとたっぷりの野菜が絶妙なソースと共にピタパンにサンドされ美味しいです。
まだ、アマンダ達に警戒心もあり、場所も不安なのでドリンクは自家製レモネードにしました。
帰国してから、このお店[ラス・デュ・ファラフェル]がパリでとても有名だとガイドブックでしりました。その後の旅行で何度か来店していますがお勧めです。
アマンダは、私と同じ年齢で、パリ生まれのパリ育ち。
本当に、パリの良いところを私たちに伝えたいと思ってくれているようです。
あと、日本が大好き!
フランソワも全く同じでした。
夜のマレ地区をみんなで散策し、親友の彼氏の車でエッフェル塔とアートミュージアムに連れて行ってくれることに!
ミュージアム内のカフェで、片言・ゼスチャー・辞書で何とかお喋り!
他にパリで何がしたいとか、何を見たいとか色々伝える。
次回は、アマンダと一緒にマルシェで買い物し、アパートでいっしょに料理して食べることに!!
01:00 ホテルまで車で送ってくれる
いよいよ明日は、モンサンミッシェルです!